医院のご案内|ごあいさつ

ごあいさつ

院長:簗瀬 武史医療法人社団泰峰会ヤナセ歯科医院は昭和62年2月2日に開院いたしました。

開業当初は、イーストアレイビル4階 一般歯科診療室のみでしたが、平成10年、3階に口腔外科・インプラント専用手術室、矯正歯科診療設備、車いすにてご来院された患者さんの診療設備を増築し、平成19年にはコーンビームCTスキャンを導入し、現在にいたっております。

私は遠く鹿児島の地で生まれました。大学卒業後に私の恩師・父母の勧めもあって、帰郷はせずに朝霞にて開業しましたが、私の家系は薩摩・島津藩の藩医であり、医師として戊辰戦争への従軍した者、客船の船医として優雅に世界旅行を楽しんだ者、神戸検疫所の所長を勤めたのちに内科医を開業した者、旧制鹿児島一中から海軍兵学校を受験し、不合格だった腹いせ(?)に旧制旅順工科大学へ入学した武骨者の祖父など、ちょいと風変りなご先祖様だったようです。私の亡くなった父は、生前、「開業医は困った患者さんを助けるような赤ひげでなければならない」と私に言い続けていました。たまに歯科治療に訪れると、難しいインプラントの手術がうまくいった話や大学での研究の話より、子供さんやご高齢の患者さんが、「ありがとうございます」とわれわれに言ってくださってお帰りになる姿を見て喜んでいました。父の教えは当院の心であり、歯科医師と患者さん、歯科衛生士と患者さんでなく、人と人とのおつき合いを大切にしたく思います。その中で生まれる信頼関係が治療の成否には不可欠です。確固たる信頼関係と誠実な歯科治療によって一人でも多くの患者さんに「通って、治してよかった!」と満足していただきたいからです。また、患者さんが気軽に定期健診や歯石除去(スケーリング)にお見えいただけるようなシステム・環境づくりに努めています。

診療体制

院  長:簗瀬 武史(神奈川歯科大学客員教授)
一般歯科:片岡 英里
一般歯科:引間 新
一般歯科:浦野 慎二郎
一般歯科(非常勤):栗山 壮一 (昭和大学歯学部兼任講師)
矯正担当医(非常勤):竹田 摩言子
口腔外科専門医(非常勤):高橋 雅幸(防衛医科大学校口くう外科講師)
歯科麻酔医(非常勤):吉田 和市(神奈川歯科大学教授)

常勤・非常勤医8名体制で診療を行なっております。
歯科衛生士業務は、常勤歯科衛生士6名、非常勤歯科衛生士2名の8名の体制で行っています。

診療内容

当院は、健康保険指定医療機関であり、健康保険内での歯科治療を受診でき、労災保険の指定医療機関です。
当院で診療に従事する歯科医は専門医を有していますが、痛みや咀嚼や会話でお困りの患者さんの苦痛をとってあげることが、歯科医師の本分であると信じています。
乳幼児からご高齢の患者さんまで地域の皆様の全身的健康の維持へ寄与すべく、診療内容は予防歯科・一般歯科・小児歯科・矯正歯科・歯科口腔外科まで多岐におよびカバーすると同時に、口腔外科、インプラント、骨再建、歯周組織再建を含む高度な歯科先端医療を行なっております。

親知らず、のう胞摘出術など、時には入院加療が必要な小外科手術も日帰り手術にて対応することができます。
院長簗瀬は、公益社団法人日本口腔インプラント学会の指導医/専門医、公益社団法人日本歯科先端技術研究所JIADインプラント指導医・JIADインプラント認定医を有しており、当院にて高度なインプラント手術に対応することができ、患者さんの負担の軽減と安全の確保を目的とした歯科麻酔医による静脈内鎮静法や全身管理を行っています。
内科的疾患においては朝霞厚生病院との連携、合併症を有する患者さんの主治医への対診を重視しております。
口腔外科・腫瘍・粘液性疾患等は毎月第1・3・5週水曜日午後、高橋雅幸防衛医大講師による特殊外来および防衛医科大学病院、慶応義塾大学病院、日本大学板橋病院へご紹介しております。

診療設備

4階一般歯科診療室に歯科診療用ユニット6台、3階診療室に4台、計10台を有しています。
3階口腔外科用手術室は、無菌下で術中管理装置を備え、施術中の患者さんの不測の事態を未然に防ぎ、安全かつ確実な施術を行なえます。
3階診療室にコーンビームCTスキャンを備え、顎頭頚部の3次元的な画像診断のもとで、的確な診断と施術を行うことができます。
消毒・滅菌設備は、4階診療室に2台のケミクレーブ(消毒用アルコールを使用した高圧蒸気滅菌器)他小型ケミクレープ、3階診療室に1台のケミクレーブおよび口腔外科器材はホルムアルデヒドガスを使用したガス滅菌器を運用させており、すべての細菌・ウィルスを死滅させることができます。
また、手術着をはじめ、外科用器材は可及的にディスポーザブル製品を使用しています。

定期検診・リコール

私たちは自分たちが行なった診療に責任を持ちたいと思っております。そのために気軽に患者さんが定期検診に来院されるような環境作りを心がけています。

当院では1ヵ月後、3ヵ月後、6ヵ月後に患者様にお知らせのハガキをお送りしています。 理想的には3ヶ月に一回、最低でも半年に一回の定期検診・歯石除去をお勧めいたします。 「痛くなる前」に歯科医を訪れれば、「痛くはなりません」。歯科医院は「治療」だけでなく「予防」の場でもあります。

カルテやレントゲン写真の開示

カルテやレントゲン写真の開示当院ではなるべく、患者さんに治療内容を理解していただきたく、レントゲン写真の説明、口腔内写真の説明を行なっております。カルテの記載はITSS社製診療用コンピュータにて処理をしております。また、カルテおよびレントゲンの保管期間は法律により5年間は定められております。当院が積極的にカルテの開示・レントゲンの開示を行なうのは、歯科医療は歯科医師と患者さんの間に信頼関係が成り立たないと良好な予後を期待する「質の高い医療」が行えないからです。また、咬めるようになっても信頼関係が構築されなければ、その後の定期検診にお見えになっていただけないからです。

「一口腔単位」の治療

個々の治療は手段 治療目的と治療方法を明確に

ヤナセ歯科医院では、「健康寿命を考えた、患者様の人生・命を支える歯科医療」をモットーにしています。例えば悪い歯のみインプラントの治療をして「あとは地元の歯医者さんで定期的に診てもらってください」という歯医者がいたとして、当院ではこれを歯科医療行為だとは思いません。患者様の目的、歯科医療の最終的なゴールは「口腔内の機能改善、機能維持」であるべきです。インプラントはそのゴールにたどり着くための手段の一つでしかありません。局部的な治療、そのときに悪い部分だけを治す治療ではなく、「一口腔単位」、口腔内全体の健康を考えた治療を行っていきたいと考えています。

インフォームド・コンセント

「一口腔単位」の治療を行う上で大事にしているのは、「インフォームド・コンセント(患者様とお話をし、納得して治療をうけていただくこと)」です。確かに失った歯の機能をよみがえらせる、という観点で一番優れている方法はインプラント治療だと思います。ただやはり、一般的なインプラント治療は保険の適用がきかないため、経済的な負担が大きくなってしまいます。また、本格的な手術も必要になります。それであればインプラント以外にも入れ歯やブリッジという方法もあり、患者様の状態によってはそちらの方がよりよい選択肢だということも十分にありえます。まずは「噛めるようになる」ことを第一に考え、そして口腔内の今後の健康を維持していきやすい方法を考えた上で、私たちが提示した選択肢を患者様に選んでいただきます。どの選択肢を選ばれたにしても、その中でプロの仕事をし、患者様の口腔内の機能を改善するのが私たちの役目です。特に最近は不定愁訴を抱えていらっしゃる方や歯科医療に対して不信感を抱いている方も多くいらっしゃいます。そういった患者様に納得ができる治療をうけていただくためにも、私自ら治療現場に出て、患者様とお話をすることを大切にしています。

相談が多い病気

当院はインプラント治療に特化した歯科医院ではありませんが、施術事例も多く難易度が高くて専門的なインプラント治療・手術の対応も可能です。私は日本口腔インプラント学会、日本歯科先端技術研究所に所属する口腔インプラント専門の歯科医師であり、最新の設備が整った手術室も用意しておりますので安心して治療を受けていただけます。他の医院で難しいと言われたようなケースも、まずは当院までお気軽にご相談ください。

温かみのあるプロ集団

信頼されるプロ

私はヤナセ歯科医院という医院は、この朝霞の地で「温かみのある心を持ったプロフェッショナル集団」でなければいけないと考えています。当院は歯科医4名と歯科衛生士8名、非常勤の歯科医が数名おります。その他に治療に使用する器具を滅菌処理する専門の職員も1名います。腕のいい歯科医がいることはもちろんですが、歯科にとっては治療器具の滅菌やユニット(治療用のいす)の消毒も大変重要です。また手術のための機材、設備なども顕微鏡、外科手術用ユニット(治療台)、手術中の生体機能管理システムまで、大学病院と同程度の本格的な外科手術用の最新の機材を導入しています。人数も設備もここまで整っている開業医というのはなかなか珍しいと思いますが、それが私たちの歯科医療に対して常に「プロフェッショナル集団」でありたいという考え方の現われです。

大学病院との役割分担

当院は大学病院と提携をし、口腔外科を専門とする医師を月に2回派遣していただいています。それは当院の患者様の中で「口腔ガンをわずらった患者様の見落とし」を出したくないという想いがあるからです。口腔ガンは比較的珍しい病気であり、経験の無い歯科医であれば口内炎と診断する場合があります。しかも他の内科や耳鼻科などの診察ではなかなか見つかりづらく、実は口の中をじっくり見る機会がある歯科医が一番発見しやすいのです。現に毎年1~2人ほど、口腔ガンの患者様が当院で見つかっています。だからこそかかりつけの歯科医がきちんと見つけてあげることが大切だと考えています。

社会奉仕活動

社会奉仕活動

院長である私は、地元の小学校の校医や地元歯科医師会の理事、県の警察協力医会の理事など、(公社)日本口腔インプラント学会、(公社)日本歯科先端技術研究所の公職など医院以外の場所で歯科医療に関わる活動も大事にしています。東日本大震災の際も日本法医学会派遣による死体検案支援身元確定作業に11日間従事しました。医師は自分の医院で患者様と向き合うのが主な仕事で、それが第一の役割です。ただ、個人で出来る医療の範囲には限界があります。せっかく専門知識や医療の技術をもっているのであれば、それを地域や国の医療・健康の発展に役立てていくべきであり、そのような院外における活動も医師の重要な務めだと私は考えています。また、これから活躍していく若い歯科医師にもぜひそういった考え方をもってもらいたいと願っています。院外活動によって自身の人間としての幅も広がり、それがまた院内の治療に役立ってきます。

常に進化し続けること

歯科医院の質が変わらないと患者様は離れます

歯科の治療技術や機器類は日進月歩であり、新しい物を学ぶことや情報収集していなければ取り残されてしまいます。院長である私をはじめ、医院もスタッフも「進化すること」を忘れてしまえば、その医院は終わりだと考えています。一昨年より昨年、昨年より今年、何か良くなっていないと患者様は来院されず、離れていってしまいます。院内の設備、雰囲気、スタッフの対応にいたるまで進化しないといけません。医師の技術や使用している機材はもちろん、そういったものを一番よく見ていらっしゃるのは、他ならぬ患者様です。旧態依然として進化がない歯科医院であれば、そのことに患者様はすぐに気付き、いずれ何も言わずに黙って当院を離れてしまうと思われます。 私は常日頃からスタッフに対して「患者様が飽きる歯科医院にしてはいけない」と伝えています。常に最新の設備を導入していること、最新で適正な治療技術を習得したスタッフを適正な人数揃えていることなど、それもすべては常に歯科医師として、医院として進化し続けるための取り組みです。

進化してこそ存続する

当院では常に「進化する」取り組みのひとつとして、スタッフの育成と情報共有を行っています。大学病院から非常勤医としてスタッフを招聘し、最新の技術を提供できる体制を整えるのはもちろん、院内講習会や研修会を月に2回ほど行っています。その他にも歯科衛生士などのスタッフにも定期的に外部の研修会、勉強会に参加してもらっています。情報の共有の場としては、毎朝スタッフ全員で朝礼を行っています。 患者様は医師個人、スタッフ個人から診られているのではなく、「ヤナセ歯科」に来院して診ていただいています。この考えのため、スタッフ全員が同じように一人ひとりの患者様の状態を把握しておくことは当たり前のことなのです。いつ来院されても患者様に安心して相談をしていただける、治療を受けていただける環境づくりを目指しています。

患者様の口腔内QOLを維持向上する

おかげさまでヤナセ歯科医院も開院して30年を迎えます。私が一番嬉しいと感じるのは、開院当時、小学生だった患者様が大人になり、家庭を持ち、今度は自身のお子様を連れて来院してくださる瞬間です。開院当時3歳だった方は33歳、50歳だった方は80歳。その患者様を取り巻く環境も、口腔内の状態や悩みも大きく変わっています。それでも当院を長く利用していただけることは私たちにとって勲章のようなものです。地元である朝霞に密着して歯科を開業している以上、お子様のうちから年をとるまで、朝霞の患者様の口腔内は私たちが健康を管理し、最後まで看取りたいと考えています。人生を通じて口腔内の健康を維持し、悪くなった個所を元に戻す治療をすることで患者様のQOL維持、向上のお手伝いをできることが、私たちヤナセ歯科医院が目指す理想の姿です。

地元の皆様とともに歩む

現在1ヶ月に約1000人の患者様に来院いただいており、おかげさまで開業以来、患者様の数は増え続けています。これも若くして開業したばかりだったヤナセ歯科医院を支えてくださった、朝霞の地域のみなさまのおかげです。私は以前、都内に医療センターを設立することを検討したことがあります。かなり具体的に話は進んでいたのですが、ふと朝霞の患者様のことを思い出し、こんなことをやっている場合ではない、私には朝霞の患者様がいる、と考え直して都内での分院設立を中止しました。それ以来専門的な手術はもちろんのこと、日常的な口腔内のお悩みまで、院長自らが現場で治療を行うことを大切にしてきました。これからもヤナセ歯科医院をより進化させ、長く患者様とお付き合いをさせていただくことで、朝霞の皆様に少しでも貢献をしていければと考えています。

歯科医療不信について思うこと

昨今、歯科医療不信が話題になっておりますが、これは歯科医師側・患者様側の双方に問題があると思っております。歯科医師側の問題としては歯科医師の過剰供給、歯科医院の乱立化、諸外国に比べて、国からの歯科医療への評価が低く、健康保険報酬額が低額であること、そのために安易に保険外診療(自費診療)を望む傾向があります。
受診される皆様側の問題も存在します。未だに「早い・安い・やさしい」の三条件のみが歯科医師の評価になっている悲しい(?)事実があります。それは、遅く・高く・怖くないことは必須ですが、選択条件はそれだけではありません。いかに整備されたシステムのもとで科学に基づいた誠意ある医療が行なわれているかということが重要であると思っています。
患者さんは「痛みがあれば悪いけれど、痛みが無いところは悪くない」とお考えになる傾向があります。エックス線写真や歯周病の検査結果を患者さんに理解していただけるまでご説明することが誠意であり、治療終了後に患者さんに診療内容を納得していただき、良好な予後を期待できるような歯科医療を行なうことが真実のやさしさであると思っております。
現在、医療の広告規制もあり、我々が患者さんに歯科医院の選択条件を十分には掲示できません。インターネット広告は規制がないため、本来の歯科医療の情報伝達のモラルからかけ離れたものも見受けられます。


私はこのホームページが本院への理解を深めることに役立ち、また歯科医療への不信の払拭・歯科医療への疑問に悩む患者さん理解の一助となることを願っております。

医療法人 泰峰会 ヤナセ歯科医院 院長・医学博士 簗瀬 武史


ヤナセ歯科医院スタッフ

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