入れ歯は物を食べる・人と話すという肉体的・精神的な健康を維持する大切な道具です。

私たちは解剖学的/機能的形態をよく考慮した入れ歯を製作するだけではありません。

・不適合な入れ歯を長年使用し、歯槽骨の吸収が重度である場合や歯ぐきがブヨブヨになった患者さんには入れ歯を作る前準備としての外科処置を施します。
・ アゴの骨が大きく痩せてしまい、通常の方法では入れ歯の安定が難しい患者さんにその維持を助けるために残存歯やインプラント(人工歯根)を磁石や特殊な仕掛けと併用する方法もあります。

高齢の方や合併症をお持ちの患者さんには外科処置を一切行わずに満足していただける入れ歯の製作を心がけております。

入れ歯を使用する上で、とても大切なことがあります。
入れ歯はカンジタ菌などの細菌が繁殖しやすいため、ブラシや入れ歯洗浄剤で常日頃から清潔にしてください。不潔な入れ歯を使用したり口腔内が不潔だと、高齢で食べ物を飲み込んだりすることが困難な方の場合、就寝中に細菌の混じった唾液が肺に流れ込み、「肺炎」を起こしてしまいます。ご家族・介護者の方は十分に留意されてください。