当院では、インプラント治療の手術に対して恐怖感を感じる患者さん向けに、希望があれば静脈内鎮静下で施術しています。
体の調子が気になる方や、快適に治療を受けたいとお考えの方に、抗不安薬などを用いた鎮静法による治療を実施しております。鎮静法は全身麻酔とは異なり、うたた寝をしているような、あるいは、ほろ酔い加減のような、不安や恐怖心が取れ、とてもリラックスした状態で治療を受けることができる方法です。
ストレスがなくなり、ほとんどの場合痛みもなくいつの間にか治療が終わっていたという感じがします。
鎮静法には、
という利点があります。さらに精神的な緊張がやわらぐことで、血圧や心拍数も安定します.治療中の吐き気を抑えることも可能です。
現在、循環器系疾患(高血圧症や狭心症など)は成人の10人に1人が罹患しています。特に高血圧症は50歳以上の7人に1人が罹患しており、脳卒中や心筋梗塞との関係が指摘されています。最近、家庭で計る血圧がとても重要であることが報告されています。家庭でも測定するのですから、ストレスのある歯科治療で測定しても不思議ではありません。血圧測定だけでなく、脈拍や心電図などをみることは、全身疾患のある方には、とても重要なことと考えます。このように高齢化社会の中、高血圧症・心疾患などの全身疾患を持つ方の術前・術中・術後の全身管理はとても大切なものです。
リラックスして治療をお望みの方や、体の調子が気になって治療に踏み切れない方、お気軽にご相談ください。
静脈内鎮静法 | 全身麻酔 | 笑気吸入鎮静法 |
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意識や反射が残っているという点で安全です。当院では、全身状態や使う薬剤の特徴に熟知している歯科麻酔専門医が全身状態を管理しながら行っていますのでご安心ください。