「歯ぐらい、いいや!」と思っていませんか?
虫歯や歯周病と全身疾患との関係が明らかにされています。
■う蝕(虫歯) ■歯周病(歯槽膿漏)■根尖性歯周組織(歯根の先に膿が溜まる)
■顎関節症■粘液性疾患■ガン
お口の中の細菌が原因の感染症です。 決して、長年にわたる使用や老化ではありません。
淋病は淋菌、炭疽菌は人間に感染して悪さをします。
お口の歯垢(プラーク)や歯石の中の細菌(ばい菌)が歯を溶かして歯の中に巣をつくり、虫歯を作り、また、歯槽骨(歯を支えている骨)や歯肉を化膿させてしまいます。
歯周ポケット内の嫌気性菌が食べかすを分解し、それにより悪臭をつくります。
唾液は歯の表面を洗い流し、掃除をしてくれます(自浄作用)。
また唾液中には免疫物質や若返りのホルモンが多く含まれています。
加齢により唾液の分泌が減る場合がありますので咀嚼により分泌を促さなければいけません。
力強い咀嚼は頭頚部の筋肉の衰えを防ぎ、筋肉収縮の動き、また、歯から骨を通しての刺激が脳の老化を防ぎます
妊娠中はホルモンの分泌が変化して酸性に傾くため虫歯や歯周病になりやすくなります。歯ぐきに炎症が起きると、プロスタグランチン(起炎物質)が産生され、それが妊婦の子宮内膜に作用すると早産の原因になります。
高齢者の死因で多い肺炎はカゼでなる場合より嚥下(えんげ)性肺炎が全体の70%を占めます。高齢者は舌、咽頭の動きが悪くなり、食べ物や就寝中に唾液が気管から肺へ流れ込みやすくなります。これによって、口腔内の細菌で肺炎がひきおこされます。歯周病の菌や汚れた入れ歯についている菌などが原因。常にお口の中を清潔に保つことが不可欠! また、寝たきりの方は食事の体位に注意!
歯肉縁上プラークコントロール患者さんの分担
歯医者には1年に1回は訪れて歯石をとったり、定期検診をうけましょう。自覚症状がでた時はもう、重症です。痛む前に治療を受けましょう。