院長ヤナセの不定期コラム

院長ヤナセの不定期コラム 2006~2008年

2008年の診療終了です(2008/12/30)

土曜まで診療で、日曜日にスタッフ総出で大掃除でした。私は30日に、抜糸の患者さんをお二人拝察して今年の診療は終了となりました。多くの患者さんに一年間、通院していただき、また一般歯科医療以外に私の診療室の専門もありインプラント手術140オペその他、私および防衛医科大学高橋講師が施術する各種口腔外科手術など多くの外科手術を施術し、医療過誤もなく、無事に一年を終えることができたことは、スタッフ、また治療への理解をしてくださった患者の皆さんのおかげと心から感謝しています。

2008年の診療終了です

忘年会(2008/12/17)

神楽坂しゃぶ禅での忘年会今日はヤナセ歯科医院の忘年会でした。今年は神楽坂の「しゃぶ禅」にて行いました。ここは、しゃぶしゃぶの食べ放題で有名ですが追加料金にて、カニと銘柄豚のぶたしゃぶも食べ放題になります。スタッフ全員、お昼は軽めにしてのチャレンジでしたが、いやあ、テレビの大食い名人のようにはいかず、軍配はしゃぶ禅にあがったようです。でも、ここのごまだれは大変美味しく、1年間がんばってくれたスタッフに最後のパワーを与えてくれたようです。 今回の忘年会は、阪本DH(歯科衛生士)の送別会も兼ねていたため、食欲が皆、イマイチだったのかもしれません。年末までの勤務ですが、その後は栃木県で開業されているお父上の診療室で歯科衛生士業務を行います。坂本DHファンのおじさま方も多く、なかには「坂本ちゃんに会いに、栃木まで歯石とりに行っちゃおうかな?」などとのたまう不意届き者(笑)も出てくる始末。歯科医院は「人を以って城となす」、まさに篤姫そして私の故郷である島津藩の考え方で運営しています(薩摩藩は外様大名であったために天守閣のある立派なお城を築城することができなかったため、人材の育成には力を入れたようです)。歯科医師もひよこで入局して、若鷹にして送り出す、これも私の大切な仕事だと思っています。ただ、熟練したスタッフの退職は、どこの会社も頭が痛い!(笑) 2次会は、神楽坂にあるアグネスホテルのバーにちょと寄り道をしました。ここアグネスホテルは、長期滞在者用のアパートメントもある都心の隠れ家ホテルです。小さなホテルですが、素敵なツリーも飾ってあり、クリスマス気分満点でした。
神楽坂しゃぶ禅での忘年会

理事会(2008/12/15)

ホテルのツリー今日は、午前11時より午後3時半まで、日先研(日本歯科先端技術研究所) 常任理事会・理事会の開催でした。厚生労働省認可の社団法人である日先研は厳格かつ公平な運営が求められ、年3回の理事会を開催し、協議等を行い、合議の上、運営方針を決定していきます。
私たち執行部にとっても理事会資料の作成、協議事項、質問事項への対応と緊張を強いられる会議です。出席した理事の先生方の御協力もあり、円滑な議事運営で終了しました。議長をやっていた私は、ほっと一息です。
その後は日曜日の昼下がり、慰労会となりました。最後は、志賀常任理事、市川常任理事とフォーシーズンホテルのバーで研修コースなどの話し合い。クリスマスのホテルでは、とても素敵なツリーがかざっていたので、はい!パチリ!  しかし、やはり、クリスマスツリーと男という写真は、ちょっと雰囲気が半減してしまいますが・・・・しかし、ホテルのツリーや飾りものは、ほんとに素敵ですよね。

ホテルのツリー

研修コースの修了式と懇親会(2008/12/14)

研修コースの修了式 (社)日本歯科先端技術研究所は、(社)日本口腔インプラント学会認定講習会を毎年4月~12月まで主催しています。今日は帝国ホテルにて、2008年度研修コースを受講された先生方への修了証授与式と懇親会でした。先生方は、開業医、勤務医、大学人とまちまちですが、同期の結束は固く、帝国ホテルの後は2次会に大移動。ちなみに2次会は、日先研の呑み会らしく、数寄屋橋のガード下の居酒屋でした。40名ほどでまたまた「乾杯」でした。何だったら懇親会、最初からここでもよかったのではないか?(笑)と思うほどの盛り上がり方でした(笑)。きっと明日の日曜日、朝9時からの最終講義・・・つらかった(二日酔い)先生がでたはずです(笑) 。

上顎洞炎(2008/11/30)

今日は「上顎洞炎を考える」をテーマにした研修会でした。嫌気性菌の感染症である上顎洞炎は、歯根の根尖病巣が、上顎洞底の骨を破壊し、細菌が上顎洞に入り込み、感染してしまう歯性上顎洞炎も多く、患者さん自身も耳鼻科に行けばいいのか、歯科に行けばいいのか迷ってしまうやっかいな病気です。また、上顎洞が健全であるかどうかは、上顎洞底の骨を造成させてインプラント(人工歯根)を埋入するような場合、その診断は大変重要です。さらに「上顎洞炎」についての治療法・その病態への考え方が、医科と歯科では若干異なります。そこで、私たちは防衛医科大学校口腔外科 高橋講師 日本医科大学耳鼻咽喉科学講座 大久保準教授にそれぞれの立場での講演をお願いし、午後はシンポジウムを開催いたしました。会員・非会員すべて含めると80名ほどの先生方が、朝早くから参加してくださり、盛会となりました。

横須賀にてのお祝い・・・そして感謝!(2008/11/23)

横須賀にてのお祝い本日は、横須賀・料亭「小松」にて私の師である原慶治先生、原歯科OB会長 今村直樹先生、総合インプラント研究センターの創設者である津末 臺先生、会長 輿 秀利先生に、私が、神奈川歯科大学客員教授の委嘱を受けたお祝いをしていただきました。原慶治先生は、私が神奈川歯科大学を卒業し、初めて勤務した(医)慶明会 理事長であり、日本歯科大学大学院をご卒業され、臨床とともに歯科医師会においてもご活躍され、我々、歯科医師会会員のために多大なご功績を残された先生です。原先生には、「臨床」とはなにか?「患者様に触れることがなにか?」「人とのつながり」など、歯科大学では学べない、暗黙知のこと、確固たる経験則をほんとに学ばせて頂きました。また、人の道においてもまったくぶれることなく、歯科医師会においても一言居士として有名であり、多くの原歯科OBを輩出され、皆、戻った地元で臨床や歯科医師会で活躍しています。学術面だけでなく、「男の生き方」が素晴らしいのです。70歳になられましたが、体力・気力とも十分です。御子息も立派に独立され、最近は体力はゴルフにお使いが多いようですが(笑)・・・健康な証拠ですね。 原先生には我が子のように喜んでいただき、また、昔やんちゃだったころの思い出話に(まあ、よくぞ雇ってくれたと今でも感謝です)花が咲き、あっと言う間の時間でした。ほんとにありがたいことだと思い、涙が出てきた次第です。原先生とn今村先生の友情、今村先生と津末先生、輿先生の学問を前提とした結束は素晴らしいものです。原先生はじめ諸先生方、ありがとうございました。2次会もあり、原先生をご自宅にお送りした後に私の「旅」が始まりました。 行きは、池袋から横浜まで湘南新宿ライナー、横浜から横須賀中央まで快速特急とルンルンな旅でしたが、帰りは北久里浜から乗車して車内で寝てしまい、目が覚めたら不覚にも京成曳舟、引き返したとたん腹痛がこみ上げて押上で下車、再び乗車して気が付くと泉岳寺、戻るための電車に乗って一駅目で急いで下りるとまだ三田、もう一度乗ってやっと大門。ここでやっと、大江戸線に乗り換えができ、帰宅することができました。諸先生方に感謝しながら、亡くなった父の「酒は呑んでも?まれるな!」の言葉が頭に浮かんできたのはいうまでもありません(笑)。

横須賀にてのお祝い

富士山(2008/11/22)

藤井俊治先生からいただいたメールに、先生が撮影された素晴らしい富士山の写真が添付されていたので掲載します。富士山はほんとに朝昼晩、四季の移り変わりで「顔」の変わる不思議な山、日本の象徴ですね。昔、朝霞台に建物が少なかった頃は、私の診療室(4階)から天気がいいと見えましたし、先日、与野市にある埼玉県すこやかプラザ5階(埼玉県歯科医師会事務局)からも夕方、見ることができました。意外と都内や埼玉から見えますよね。きっと、江戸の昔には、どこからでも富士山を望め、今以上に素晴らしい存在感だったのでしょうね。冨士山登山をしたいと思いながら、一度もチャレンジすることもなく、過ぎてしまいました。一度も登らずに人生を終えるのも・・・まずは、メタボを克服しなければ・・・(笑)

富士山
富士山

就学児健診(2008/11/13)

今日は休診日ですが、午後は校医をしている朝霞第10小学校の就学児健診でした。朝霞第10小学校は、私と中島先生の2名体制なので、健診はとてもスムーズにいきます。また第10小学校は、就学児健診に来たチビッ子逹をマンツーマンで在校生がお世話します。在校生のお兄ちゃん、お姉ちゃんたちもとてもしっかりしており、まず間違いはありません。傍から見ていてもとてもほほえましい光景です。学校の先生方が児童に「自覚」を与える教育の一環かと察しますが、大変いいシステムだと思います。 それにしても昔に比べると、子供たちの虫歯は減りました。保護者の皆さんに「虫歯予防の考え方」「定期健診」が周知徹底されてきた成果だと思います。

生まれて初めての脳のCT撮影(2008/11/11)

先週、土曜日には日先研のオペ見合宿でしたが、ついに過労(?)がたたったせいか、体調不良に陥ってしまいました。妙にフラフラして重度の船酔いのような症状になり、主治医である朝霞厚生病院 青木院長にご相談したところ、検査となりました。生まれて初めて脳のCT撮影しましたが、まったく異常なし。心電図も異常なし。最近、睡眠が浅いのと今年一年の疲れが出たのでしょうか・・・。皆さん一緒ですよね、このご時世では・・・。しかしながら、体調不良の時には、いつも青木院長先生には助けていただいています。ほんとに感謝です。お医者様に「大丈夫ですよ!」って言われる瞬間、ほんとに安心すると同時に、また頑張る力がこみ上げてきます。ご心配いただいた皆様にはお詫びと感謝申し上げます。

先生方のオペ見学会が開催されました(2008/11/08)

オペ見学会の様子日先研では、例年4月から12月まで115単位(1単位45分)におよぶ(社)日本口腔インプラント学会認定講習会を開催しています。座学は、東京事務局の講義室で行いますが、PRP(多血小板血漿)の精製実習、各種インプラントの模型実習、6オペのインプラント手術見学、静脈内鎮静法、CT撮影見学などを集中的に1泊2日の合宿にて行います。 実習は、朝霞台セントラルホテル、見学はヤナセ歯科医院で例年、行っています。本年も26名の受講されている先生方、スタッフは、岸民祐副会長、下御領良二・江黒徹専務理事、志賀泰昭常任理事、市川博彰以下、若手を含む日先研の精鋭の先生方が、一挙に集結しました。 土曜日は、7時間に及ぶ講義、日曜日は、実習および見学でした。 受講されている先生方は、1000本以上の施術例をご経験された先生から、今からインプラント治療を始める先生まで様々です。すべての先生方に満足していただくコース運営のためには、多くの日先研幹部の先生方の協力なくしては行うことはできません。いつもながら、会務のために汗を流している仲間には感謝です。本年より、サージカムという3倍の倍率で撮影できる特殊な口腔内カメラを導入しました。拡大された施術部位の画像をオペ室内の32インチのモニターに映し、見学される先生方の視認性を向上していただきたいとの計画から、私の担当の2オペに使用しましたが、この撮影方法もコツがあり、インプラント施術同様なかなか難しいところでした。土曜日は体調がすぐれす、参加した皆様との懇親会を大事をとって欠席させていただき、楽しい語らいができなかったことが残念です。 オペ見学に御協力くださいました患者様、コース参加の先生方、日先研の精鋭幹部の皆様、休日返上の志賀歯科・江黒歯科・ヤナセ歯科のスタッフの皆さん、ほんとにお疲れ様でした。


オペ見学会の様子

朝霞市健康まつりが開催されました(2008/10/19)

本日、朝のフライトで羽田に戻り、健康まつりのお手伝いでした。新千歳空港のお土産売り場を楽しみにしていたのですが、なにせ早朝の便です。どこのお店も開いていないため、今回、ほっけと氷下魚はおあずけとなってしまいました。 朝霞地区歯科医師会は、朝霞市・新座市・志木市・和光市の4支部により構成されていますが、各市の健康まつりにおいて各種団体とともに開催協力をおこなっています。 朝霞市は10月19日、朝霞市保健センターにおいて開催され、参加者784名、歯科ブース来訪者246名でした。歯科ブースでは、口腔内健診、ご相談される方のプラーク(歯垢)を採取し、実体顕微鏡により口腔内細菌の参照、口臭測定器による診断、唾液による各種テスト等を行いました。毎回、朝霞地区歯科衛生士会の皆様に御協力いただき、感謝しています。 和光市健康まつりは9月28日和光市健康センターにて200名強の来場者うち160名が歯科ブースに来訪しました。新座市は10月26日新座市保健センターにて開催され、大変盛況でした。志木市健康まつりは10 月19 日(日)に行われました。庭山支部長が奮迅の働きをされ、大変、好評とのことでした。

朝霞市健康まつりの様子
朝霞市健康まつりの様子
朝霞市健康まつりの様子

フェロー授与式で北海道へ(2008/10/18)

日先研((社)日本歯科先端技術研究所)の公務出張で江黒専務理事と札幌です。日先研が北日本口腔インプラント研究会(NIS:会長 三嶋 顕 先生)と友好団体の締結を結んでおり、日先研の内部資格であるインプラントフェローを北日本口腔インプラント研究会の施行する試験を合格された先生方に授与しています。会長の三嶋顕先生は日先研理事として、専務理事の富田達洋先生は日先研副会長として、日先研会務にも大変な御尽力をいただいています。日先研初代会長である山根稔夫先生の直弟子である三嶋先生は、素晴らしい人格者であり、富田先生は豪放かつ人情に溢れる先生で、若輩の私にとって大切なご意見番です(笑)。 会場は、毎年、札幌の後楽園ホテルですが、ここの中華料理は大変おいしく、いつもお腹いっぱいいただくため、毎年札幌には来るのですが、ここ数年間みそラーメンもジンギスカンもたべていません(笑)。19日は北海道歯科医師会館にて、山根進 前会長が北日本口腔インプラント研究会主催の(社)日本口腔インプラント学会認定講習会の講師、江黒専務が定例会で講演の予定です。 私は19日、朝霞市健康まつりのために、朝、7:30のフライトで東京にトンボ帰りの旅になりました。 しかし北海道は最近、経済が低迷気味とのことですが、すすき野の街は賑やかですね。東京以上かもしれません。 それにしても北海道の先生方は、おおらかで真面目な先生ばかりです。大変、お世話になりました。

北海道でのフェロー授与式の様子
北海道でのフェロー授与式の様子
北海道でのフェロー授与式の様子

朝霞地区歯科医師会での学術講演会(2008/10/08)

10月8日、日本歯科大学生命歯学部 歯周病学講座 沼部幸博教授をお迎えして「歯科治療の分岐点こんな時こう考える -新しい時代に向けて-」をテーマとし、朝霞地区歯科医師会学術講演会を開催いたしました。当日は平日にもかかわらず、40数名の会員が出席しました。沼部教授の御講演では、基本的な歯周病の知識から歯周治療の分岐点に差し掛かった時、次に進む方向決定のための病態診断や治療の選択方法、最新の学術情報まで限られたご講演時間にもかかわらず、多大な学術情報が濃縮されており、大変勉強になりました。

朝霞地区歯科医師会での学術講演会

神奈川歯科大学同窓会 学術講演会(2008/09/28)

本日は、日曜日ですが、斎間Dr. 市川博彰Dr.(日本歯科先端技術研究所 常任理事)と横浜市にある神奈川歯科大学付属横浜研修センター横浜クリニックで行われた講演会に出席しました。講師は小出 馨(日本歯科大学生命歯学部主任教授)、 講演は「林翔で有効な筋と顎関節触診法の実際―これなら明日からできる初診時に不可欠な1分間スクリーニングー」でした。我々は臨床で「顎関節症」でお悩みの多くの患者さんと出会います。顎関節症の原因は、骨格、下顎位の変位、ストレス、歯列の問題など多種多様です。診断は、非常に大切ですが、MRIの撮影や顎関節測定装置の使用においては健康保険に制限があり、推測的な診断を行わねばなりません。「筋肉の触診」は我々に大切な情報を与えてくれますし、診断に必要な大切なファクターです。講師の小出教授は咬合学の分野で世界的にも有名な方で、その理論は臨床にも直結しており、多くの歯科医師より尊敬されています。講演は5時間におよび大変エネルギッシュな講演で、有意義な一日になりました。また、会場では、親しい先輩と1年ぶりの再会し、「お互い、勉強しなきゃなぁ・・・」と激励しあいっこでした。終了後は、またまた駅近くの焼き鳥屋(しかも市川Dr.の希望で立ち飲み)で、治療などなど四方山話でもりあがりました。それにしても湘南新宿ライナーは便利な電車です。今日も往復利用しましたが、池袋からあっというまです。JRも国鉄の時代からあっと言う間にサービス満点の民間企業にかわりましたよねぇ・・・・

国際先進学際学会アジア部会の認定研修セミナーに参加(2008/09/23)

斎間Dr. いつも学会の発表を一緒にしている河尻DT、そして当院の阪本DH, 澤木DH,風間DH と6名で国際先進学際学会アジア部会(iaaid-Asia)の認定研修セミナーに参加しました。「顎機能検査の日常臨床への導入」というテーマのもと、佐藤神奈川歯科大学教授、青木聡先生、榊原功二先生の講義、また午後は顎関節機能検査データ採得に関する実習があり、臨床的手法の有意義なトレーニングになりました。

国際先進学際学会アジア部会の認定研修セミナーでの様子
国際先進学際学会アジア部会の認定研修セミナーでの様子
会場は神田の総評会館で行われましたが、目の前に「笹巻毛抜寿司」と看板があり、戦火にもあわなかったのか、歴史を感じさせるお寿司屋さんがあったので皆で行ってみました。どうも、お持ち帰り専門のようですが、お店の待合で食べられるとのことでお願いをしました。お店の方とお話をしていたら、とても由緒あるお店で、お魚の小骨を毛抜きで丁寧に取るためこのようなお名前になったそうです。江戸時代よりあり、江戸(東京)の小粋な手土産のひとつであるようです。お味は昔からの味を守っているため、ややお酢がきついですが、保存食と考え、時代が変わっても味を変えないところはむしろ大切なことかもしれません。また、お彼岸とのことで、お店の方におはぎをサービスしていただきました。これもとてもおいしくいただきました。 笹巻毛抜寿司とおはぎ

静脈内鎮静オペ そして・・・親友(2008/09/19)

吉田和市教授による局所麻酔本日午後、斎間Dr.は日本歯科先端技術研究所115単位研修コース受講のために不在。 私は午後から一般診療は休診で2オペ行う手術日です。 両方のオペは静脈内鎮静法にて患者さんを限りなく無意識に近づけた状態にし、局所麻酔を使う手術法です。当然、歯科麻酔医が必要になります。当院の静脈内鎮静・術中管理は、当医療法人の顧問である 吉田和市 神奈川歯科大学付属病院長(生体医学管理学講座(麻酔科)教授)がおみえになってくださいます。吉田教授は慶応義塾大学卒業後、神奈川歯科大学に入学、学年は私と同級生です。吉田教授は教授の立場ながらも第一線にて全身麻酔など250症例を行い、毎月のように海外の学会に研究発表に行かれるパワフルな先生です。 インプラントの対象となる患者さんは、ご高齢の方や有病者の方も多く、予備力も低下しており、最新の術中管理を行い、リスクの発生を未然に防ぐ必要があります。多数におよぶインプラントのオペを行うとき、歯科麻酔医の存在は、まさに守護神です。術者である我々は外科に集中することができますし、守護神麻酔医の存在は、患者さんの容体の変化にも即時に対応ができるからです。 麻酔医の優劣は、オペにも大きく影響を及ぼします。 1番目のオペは4本抜歯し、11本のインプラトを埋入しました。時間は1時間50分で終了。これも、バイタルサインの変動を吉田教授にお任せできるので、通常オペよりスムーズな進行となります。 手術終了直後にピタッと患者さんが目を覚ましてくれるのも麻酔医の技の一つです。 2番目のオペは2本埋入、鎮静下で約30分の術中時間で終了です。 両オペとも問題なく終了、しかも患者さんの覚醒も早く、笑顔で帰られました。 診療後は休日前なので池袋へ行き、男二人で日本酒での反省会です。その後、銀座に移動し、久々にきれいなお姉さんのいるところに行きましたが、気位の高い美人が登場して、緊張の時間が過ぎていくのかと思っていたら、お洒落でふつうのきれいなお嬢さん方で会話も楽しく、楽しい時間を過ごすことができました。終電の時間も近づいたため、新橋へ歩いていると吉田教授からうまいそばやに行かないかとのお誘い。こんな遅くまでやっていて教授の舌をうならせるそばやとはどこだろうと思っていると入って行った店はなんと!私も知っている新橋駅近くの角の富士そばでした。ところが、二人で食べたそばのうまかったこと、うまかったこと。学生時代の御馳走の味を思い出しました。 その後、お互いに終電でバイバイ! 帰宅して、寝ようとしていた私の携帯に「京浜東北に乗ったのだけど人身事故で、車内はまっくらで蒲田の手前、これじゃ、何時に帰れるかわからない。人間、長く生きていると何が起きるかわかないからないなぁ。でも新橋で座れたのが唯一の救いだよ。おやすみ」とのメール。1時半を過ぎていました。心配はしましたが、電車内でパニック障害、恐怖心からでるバイタルサインの変動など異常事態が生じても、すべて対応できるし、もし、そんな患者さんがいれば、吉田先生はヒーローです、絶対に車内の人々のお役にたてます。気にはなりましたが、安心したら、気づいたときには朝。僕の方が先に寝てたかもしれません。えっ、これ薄情かなぁ?(笑)
吉田和市教授による局所麻酔

学術団体事務局の面々(2008/09/18)

事務局長と事務職員私が会長を委嘱されている(社)日本歯科先端技術研究所 東京事務局は常設の講義室があり研修会の開催を行っております。港区芝にあります。 ここを守って下さっているのが有馬事務局長です。前職は(社)日本放射線技師会の事務局長でした。浜松町の貿易センタービルから、小さなビルの4階に舞い降りてきてくださいました。法令順守には厳格で、なおかつ寡黙。時代劇にでてくる主君のために忠誠を尽くす勘定方の古参の家老というような風貌のかたです。有馬事務局長も薄給ですが(これはすみません)、研究所と会員の先生方を守るために真摯に仕事をしてくださっています。
私は休日もここでデスクワークをすることも少なくはありません。最近は、うまい飲み屋も把握してきました(笑)。 あと、女子職員が二人いるのですが「今日のお化粧では・・・」と撮影拒否をされてしまいました。残念!

インプラント学会学術大会 終了祝!第38回(社)日本口腔インプラント学会学術大会 終了(2008/09/14) 

9月12日から14日におよび東京国際フォーラムにて開催された本学会は、3900名以上の皆様にご参加いただき、過去最大級の開催となりました。1年間にわたり、事務局長兼総務委員長として準備してまいりましたが、会期中、至らないこと点も多々あり、ご参加の皆様にはこの場を借りてお詫び申し上げます。また、7月以降の多忙さは、診療にも迷惑を及ぼし、それをご理解、許容してくださった患者さん、スタッフにも衷心より御礼を申し上げます。 山のようなメール、嵐のような電話がパタッとなくなり、若干の寂しさを感じながらも、町医者に専念できる喜びを感じております(スタッフは急にテンションが高くなり、診療スピードの速い私に迷惑気味ですが・・・笑) 。 準備期間を通じて、多くの先生方と熟考し、議論し、汗流し、薫陶を受け・・・そして酒呑んでの説教も受けましたことは(笑)、私の歯科医師人生の大切な思い出になりました。臨床医と大学人が混成軍で仲良く運営するインプラント学会ならではのものです。し・か・し、これだけの大きな学術大会の運営は初仕事でしたし、ある先生からは「これは先生の運の良さのおかげだ」と誉められて喜んだ方がいいのかどうだか迷う言葉も頂きました(笑)。今の心境は、夏の甲子園が終わった後の高校球児のような気持です(さわやかに言いすぎですが・・・笑)。 最後に、市民フォーラム講座の藤田紘一郎先生の著書は皆様、必ず、お買い求めください。先生の素晴らしいご業績、お人柄からほんとにわれわれが健康で生きていくための大切なことが記述されています。決して嘘ではありません。藤田先生に頼まれているわけでもありませんので・・・・・(笑)


インプラント学会学術大会 終了

生きがい!そして・・・貴重なデータ(2008/09/07)

先日、患者の熊谷啓さん(所沢市在住)がインプラントのオペでお診えになった際に、9月5日の日本経済新聞朝刊文化面(P40)に執筆された記事が掲載されると伺いました。「何についての記事ですか?」と問いかけても「いやあ・・・見てのお楽しみ」と笑顔でごまかされてしまいました。一昨日、朝イチで新聞を拝見して、意外性とそして人生の生きがい、貴重なデータを有されていることにびっくりしてしまいました。熊谷さんは丸紅の商社マンとしてビジネスの第一線で活躍されていた45歳の時に、職場で狭心症にて倒れました。仕事優先の生活にウォーキングを取り入れることにより、心にゆとりもできたそうです。秩父三十四カ寺巡礼の二番札所に向かう途中、偶然、かやぶき民家が目にとまり、ふるさと長野県伊那谷の風景がよみがえり、それは心の琴線にふれたそうです。それから、日本全国、二十余年にわたり旅をつづけ、かやぶき民家約六千棟、七万枚の写真を撮影されました。途中、47歳の時には心臓のバイパス手術を受けられましたが、お熊谷啓さんと、かやぶき民家の写真仕事をされながら、休日を利用して全国津々浦々のかやぶき民家を訪ねて、市町村の役所での調査、列車やバスの乗り継ぎの時刻の綿密な計画をたて、撮影旅行を続けられたそうです。当然、かやぶき民家が残っているような土地ですから、交通の便は決して便利ではなく、リュックを背負うたびになりますが、各地で多くの日本人の親切にふれたそうです。かやぶき民家を貴重な庶民の文化財だととらえ、建築学者でも民俗学者でもない自分ができることは、写真という媒体の中で形を残すことが唯一できることだと決心したそうです。現在、撮影旅行は324回を超え、訪問市町村は510にのぼるそうです。かやぶき民家は気候・風土でその形式や特徴がことなり、また一軒一軒棟飾りやけむ出し、軒下の吹き方が異なっており、その建築様式を記録しておくことは大切なことだそうです。現在、かやぶき民家は減少傾向にあり、熊谷さんにとっては時間との戦いをしながらの撮影旅行でもあります。いきがいから始まった撮影旅行ですが、熊谷さんの七万枚のお写真は大変貴重なデータではないかと私は思います。他にはこれだけのかやぶき民家についての資料はないのではないかと確信します。熊谷さんの貴重なデータが、民俗学か建築学史にお役に立つようなことがあれば、もっと素晴らしいのではないかと思います。また、社会に役立つような貴重な資料を二十数年におよび、人や自然と対面し、そこに生まれる人とのあたたかいふれ合いの中で残し続けて来たことに敬意を表したく思います。ちなみに「かやぶき民家」と「藁ぶき屋根の民家」の区別がつかない私にも笑いながら、親切にその構造、建築方法、耐久性を講義してくださいました。まったく!不肖簗瀬、浅学非才を恥じるばかりでした(笑)。 奥歯に埋めたインプラントが治癒してくれれば、今まで以上にたくわん、山菜、野菜がおいしく食べられるはずです。もっと、もっと、お元気なままで撮影旅行をお続けになっていただきたく思います。ブログ掲載のため、お写真をお借りしましたが、そのうちの一枚にパレスチナの地で撮影されたお写真も混じっていました。ご旅行の際のものだと思います。 パワフルで健康体そのものの熊谷さんの素晴らしい生きがいと、自分の決めたことへの努力の継続性には頭がさがります。偉いなぁ・・・いや!もっと偉いのは・・・熊谷さんの撮影旅行を理解し、支援なさったご家族の皆様が一番、エライのかもしれませんね(笑) 。


熊谷啓さんと、かやぶき民家の写真

北京パラリンピック(2008/09/06)

夜、自宅に帰ってNHKをつけたら、開会式を行っていました。オリンピックよりも感動的な開会式に見入ってしまいました。厳かでけばけばしさのない素晴らしい開会式でしたね。 最近、報道されていますが、選手の皆さんの気力、体力、また車いすでの競技などの技術力は、すごいなぁの一言に尽きますね。会期中、毎日午後10時から中継とのこと。見逃せませんね。

日本歯科大学図書館(2008/09/04)

日本歯科大学図書館で調べ物本日、午前中から江黒徹先生(日本歯科先端技術研究所専務理事・日本歯科大学非常勤講師・行田市開業)と研究所会務運営の打ち合わせ。いやぁ、神楽坂で食べた冷やし胡麻だれラーメンは美味しかった。その後、江黒先生の母校、日本歯科大学図書館で調べ物。近々、発刊される「ナーシングケアQ&A」原稿執筆のための論文検索です。ここ日本歯科大学図書館は建築デザインの賞を受賞したほどおしゃれな図書館です。図書館の静けさはなぜか凛としていて、禅寺のような静寂感を感じるのは私だけでしょうか? 何気に心が落ち着きますよね。大学院を卒業したての長谷川先生も加わり、3人でお茶。ニューヨーク留学をした若手の先生の話に花が咲く。学術集会や研修コース参加のみで留学経験のない私には若さと向学心、またそれができる環境がうらやましい限り。半年ぐらいでも海外の刺激ある環境で勉強してみたいものです。誰も許してくれないと思いますが・・・・笑! 夜は、11時まで大会長、財務委員長の先生方と学術大会準備の打ち合わせ。結局、江黒先生と12時間のデートの一日でした(笑)。


日本歯科大学図書館で調べ物

第38回(社)日本口腔インプラント学会実行委員会(2008/08/31)

インプラント学会実行委員会本日は、最後の実行委員会全体会議でした。大会長、実行委員長、大会顧問以下、30名以上の先生方が集まりました。9月12,13,14日、東京国際フォーラムにて演題発表300演題以上、参加予定者3,500人の歯科界において最大規模の学術大会として開催されます。  22年以上前、私がインプラント治療を始めた頃は社会的な認知もなく、歯科界でも「まやかしの治療」を行っているかのような扱いを受けたのが、嘘のようです。先人の先生方の努力がやっと実ったと思います。その一方、歯科界が低迷気味なのも事実です。医療費抑制の結果、必ずしも満足できる医療を提供できる環境にあるとは言い難い状況です。

インプラント学会実行委員会

朝霞市健康まつりが開催されます(2008/08/27)

朝霞市健康まつり実行委員会本日は、お昼に朝霞市保健センターにて朝霞市健康まつり実行委員会でした。健康まつりは、今年は10月19日に保健センターにて開催されます。朝霞市保健所、医師会、歯科医師会、薬剤師会、朝霞市商工会、あさか野農業協同組合、朝霞市食品衛生協会、朝霞健康プラン21推進委員会、東洋大学、女子栄養大学などの協力により運営されます。 各コーナーは体力測定、メタボ検診、歯科での口臭検査、ヨガ、ウォーキングなど結構楽しいおまつりになっています。今年でお手伝いするのは5年目ですが、本年は楽しいと思います。なぜなら、本年は私が実行委員会委員長になったからです。私は、会議は明朗、シンプルに!が信条なので、今年のコーナーにメタボコーナーというのがあるので、仲良しの恰幅のいい菅田健康課長(ちなみに女性)に「僕と課長はメタボの担当にならない?」などと軽口をたたきましたら睨まれてしまいました。 ちなみに山岸係長は今日も左目に眼帯をしており、具合が悪いらしい。先日も手を骨折か何かして包帯姿、健康センターなのに山岸さんはケガやなんだでお会いする時は包帯姿が多く、ご本人もその皮肉さをニタっと笑うユーモアのある方です。 やはり行政が、このように赤ちゃんから高齢者の方までが楽しめるイベントを行うことは大変有意義であると思います。また、参加される諸団体の皆様も持ち出しも多いですが、地域貢献のひとつと考えているのも素敵です。 食品衛生協会のみな様が作るおでん、お好み焼き、わたあめがいつも美味しそうなのですが、歯科コーナーの来場者が多いため、二階の窓から見ているだけで食べたことがないのが毎年、心残りです(笑)。是非、ご興味のおありの皆様は10月19日(日)朝10時に朝霞市保健センター(保健所ではないですよ!)に全員集合してください!

第2回ケースプレゼンテーション試験予演会(2008/08/24)

第2回ケースプレゼンテーション試験予演会8月23、24日は、合宿体制で(社)日本歯科先端技術研究所での第2回ケースプレゼンテーション試験予演会でした。18名の受験者中、16名が参加です。それに対し、下御領・江黒両専務理事、市川常任理事、私、奥森資格対策委員会委員、笹尾資格対策委員会委員で発表ポスターの評価、10分間の口頭発表に対し、約20分の質疑応答を行う、実戦さながら(?)の予演会です。もちろん、発表用ポスターの出来・不出来へも厳しい指導が行われます。 土曜日は、午後8時ごろ開始し、午前2時まで。日先研の東京事務局前のビジネスホテルに宿泊し、翌日は午前9時半より午後4時半までのハードスケジュールでした。全員、無駄話、うたた寝なしの真剣勝負でした。優秀な臨床医である参加した先生方もクタクタですが、6名の質問、指導する側の先生方もクタクタの2日間でした。 一般の方にはなじみが薄いですが、学会での発表となると、学会ごとに「用語」(学会語?)が決まっています。たとえば、 ・取り外しの入れ歯→可撤性義歯
       ・固定性のブリッジ→冠橋義歯
       ・インプラント(人工歯根)の上に被せた固定したクラウン
              やブリッジ(被せ物)→インプラント固定性義歯
などと称します。発表・論文は、用語、記述にもルールがありますから、優秀な臨床医でも苦労をするわけです。 終了後は、いつものお疲れ様会です。日曜日の浜松町はおじさん逹にとっては、大半のお店が、「日曜休業」で、最悪の環境です。 ところが、やはり、いい店を見つけました。 汐留ビルディング内の大衆肉割烹「ハラホロヒレハレ」です。 牛すじ、地鶏刺し、もつ鍋などなど・・・エアコン効いた快適な有楽町のガード下って感じです。おしゃれでオープンな店で解放感があります。お値段も手ごろです。下関で開業の下御領専務理事は、飛行機の時間もあり、途中退席で残念!江黒専務も家庭サービス!寂しく残った猛者たちでしたが、飲めや食えやで体力をつけていました。ここ汐留ビルディングのレストラン街は日曜日もやっており、お店も多種多様、有難いことにどこもガラガラ(きっと、平日は混雑しているでしょうね)、結構、穴場かもしれません。休日、芝の事務局で、講義や会議を行う我々にとって大発見です。ちゃんと、ぐるなびにも載っていました。
大衆肉割烹「ハラホロヒレハレ」 http://r.gnavi.co.jp/b448003/menu1.htm   http://www.aki-nai.com /
汐留ビルディング内の大衆肉割烹「ハラホロヒレハレ」でお疲れ様会

終戦記念日(2008/08/15)

今日は、終戦記念日。父が亡くなって、ちょうど10年たちます。 私の父も学徒出陣で大学を繰り上げ卒業し、陸軍に入り、パイロットになり、沖縄戦での特攻隊待機要員として終戦を北朝鮮にあった小さな飛行場で迎えたそうです。当然軍隊あがりですから、鉄拳制裁は日常茶飯事(笑)、今の時代なら児童相談所で事情聴取されていたかも知れません(笑)。また、幼い頃から、父より戦争の話は聞かされました。中学・大学の親友は海軍に入り、神風特攻隊で亡くなったこと、訓練機のエンジントラブルであわや墜落しかかったこと、沖縄戦に参加した飛行機が穴だらけで父の駐屯していた飛行場に飛来したこと、終戦直後、パイロット要員は命令で南に航空機ともに移動したけれど、地上要員はロシアの捕虜になり、シベリアに行ったことなど、悲惨な話もあります。戦後、父は、例年5月に鹿児島県知覧町で催される特攻慰霊祭で全国や韓国からみえる方々のお世話をするのをライフワークにしていました。私のことを容赦なく叱ってくれた、わが子のようにかわいがってくれた父の戦友・学友たちも鬼籍に入る方々が多くなりました。  あの戦争の時に日本は「加害者」にもなりましたし、「被害者」にもなりました。日本人だけでも三百万人以上、全世界で亡くなられた人々を合わせたら何人になるのでしょう? 「国家の判断」が、「罪なき国民」を「加害者」にも「被害者」にもさせてしまう。つくづく、「平和の大切さ、戦争の悲惨さを轍とし、自国民を守る国家」の存在が不可欠と思います。今も、イラクやアフガニスタン、グルジアでは戦いが行われています。現在の価値観で歴史を視ると、多くの国家が間違いを犯していますが、歴史の歩みとともに再び、その過ちの繰り返しが行われないよう「正しい国家の判断」を願うばかりです。  北朝鮮の拉致被害者のために長年、御苦労された佐藤勝己氏が昔からの私の患者さんであり、診療の合間にお話を伺ってきましたが、何度も憤りを感じました。拉致を認めなかった日本政府、未だ自国民が戻らない無念さをご家族に与えている今の日本政府に「国家たる資格」があるのか?と思ってしまいます。  その時々の「国家の判断」が多くの国民の生活、医療、繁栄を左右してしまう。私は、高校生の時、城山三郎作「落日燃ゆ」を読み、たまたま、テレビで滝沢修氏が演じたドラマ「落日燃ゆ」を見て以来、広田弘毅元首相は敬愛する人物の一人。あの方のような政治家は現代にはいないような気がします。

逗子へ小旅行(2008/08/14)

逗子へ小旅行今日からヤナセ歯科医院も夏休みです。日頃、忙しいため、スタッフは交代で8日間のお休みです。私は、9月の学会もありますし、木・金・土・日の4日間です。 久々、ヨットの友人の小池氏を訪ねて、逗子で一杯ということになりました。逗子といっても、池袋から湘南新宿ライナーに乗れば1時間であっという間です。 逗子駅を出れば、海の香りが漂い、心地よい風が吹いて、ミ~ンと蝉しぐれの真っただ中です。都内のヒートアイランド現象をつくづく実感します。 さっそく、駅前の立ち飲み屋で一杯ひっかけてから、小池氏御用達の「かめや」で市川Dr. と3人で宴会。小池氏は、ヨットの世界では有名人。現在もプラトーというレース艇のワンメイクレースのチーム監督として毎月ヨーロッパに行き、転戦中です。 「かめや」の魚料理は抜群で、全国各地より活きのいいものを仕入れ、東京じゃ考えられない価格で提供してくれています。お酒の種類も多く、逗子いち押しの店です。是非、逗子のお立ち寄りの際は、お寄り頂ければ・・・間違えなし! 食に興味のない(笑)市川Dr.もシラスに舌鼓。気仙沼のかつおは、まぐろのトロ以上。  二次会は、葉山の日影茶屋にある蔵を改造したバーでまた一杯。隣に座っていた紳士と歯科医療について議論。国民医療において歯科医療の重要度が低いことでは一致。歯科医師が医師のように努力していないということでは不一致(笑)。いい酒でした。  乗り換えの戸塚駅で、ヨット帰りの紳士たちを見かけて、いつか、また海に戻りたいなと思いつつ、帰宅。たまの日帰り小旅行、友人との会話は、ほんとに心を和ませてくれてありがたいものです。


逗子・「かめや」の魚料理

最終校正・・・そして鳥茶屋(2008/08/13)

今日は斎間Dr.以下、夏休みをいただいているスタッフ、帰省やご旅行に行かれている患者さんも多く、平和な(?)のんびりしたヤナセ歯科医院。  ただ、智歯周囲炎の患者さんが二名来院。お一人は、腫れもひどく、耳鼻咽喉科からの紹介来院。休み明けに抜歯予定。親知らずなんて・・・と思っていると、大変なことになります!過去に親知らずが痛んだことのある皆さんは要注意!要抜歯!です。  午後5時より、(財)口腔保健協会(駒込)にて第38回(社)日本口腔インプラント学会学術大会抄録集の最終校正。お忙しい中、相浦 洲吉大会長、宮崎 隆実行委員長以下、6名の実行委員の先生方が集まる。 昨日は、酷暑の中、代居 敬先生が駒込まで出向いてくださり、第2稿の校正を済ませてくださっている。 四百数十ページに及ぶ抄録集ですが、誤植なきよう皆で厳しい目で精査。 海外演者の英文抄録もありますが、宮崎 隆先生、塩田 真先生の英語力には敬服。原文のままで読める能力が身につけば・・・努力不足の自分を恥じる次第。 実行委員会の先生方は、臨床医、大学の先生方のボランティアで構成されています。学術大会開催まであと1ヶ月。最近、問い合わせも多く、気を引き締めていかねばならない!  校正後は、恒例のミーティング。神楽坂・鳥茶屋(http://www.bolanet.ne.jp/torijaya/)にて打ち合わせを兼ねて暑気払い。 写真を・・・と思っていたのに、あまりの会話の楽しさ、食事の美味しさに撮影を忘れてしまった。 最近の東京は、内装は豪華、もちろん値段も高いけれど、心から美味しいと思えるものが少ない気がします。そんな中で鳥茶屋はお値段も、お味も大満足できるお店だとつくづく思う。このお店の仲居さんも感じよく、うどんすきの味は最高。ミシュランに載っているお店ばかりが偉いわけじゃない!(笑)  そんなことを考えていると有楽町のガード下の煮込み、銀座5丁目のニュー鳥銀の焼き鳥、釜めしが食べたくなってきました。安くて美味しいもの・・・心意気で商売をしているお店も沢山あるか!学会学術大会の準備

たこ膳(2008/08/12)

大泉学園町のたこ焼き屋「たこ膳」ヤナセ歯科の診療時間は、PM7:00 までですが、いつも診療室を出るのは、早くてPM9:00、遅ければ、10時、11時はざらです。時間が合えば、斎間Dr.と帰宅が一緒です。帰りの車中での会話も大切なミーティングです。一緒のときは、大泉学園町通りを北園の交差点方向に進みますが、交差点手前、左側にあるたこ焼き屋「たこ膳」が気になっていました。斎間Dr.は食べに行ったことがあり、大変美味とのことで今晩、寄り道しました。できるまでの間、店主と話しこんでしまいました。たこ焼きも関西流と関東流があるとのこと。関西流は、具も多く、必ず、卵を入れる焼きだこ。関東流は、あまり具や卵も入れず、最近は油が多い、揚げだこ。確かに言われてみると、大きな差があります。一緒に買った焼きそばも美味でした。店主の「道を極める姿勢」を感じます。我々、職人(もちろん、歯医者も含めて!)にとって道を極める頑固さと確固たる経験則は不可欠です。

埼玉県歯科医師会 広報部会(2008/08/07)

埼玉県歯科医師会 広報部会本日、ヤナセ歯科は休診ですが、埼玉県歯科医師会 広報部会に出席です。昨年、朝霞地区歯科医師会の支部長、広報担当理事に就き、初めて県歯の仕事を経験しましたが、歯科医師会会員である私が、埼玉県歯科医師会の認識を変えた次第です。  広報部長の郷田先生(埼玉県歯科医師会理事)は日本歯科大学日本拳法部OBで強いリーダーシップをお持ちの方です。また、各地区から選出されている部員も優秀なサムライばかりです。「広報活動」の重要性を全員が理解し、会員、非会員、県民の皆様への広報・啓発活動を行っています。当然、診療時間、私的な時間を削ってその事務作業を皆がこなしているわけです。  「歯科医師会」というとなぜか権威的で医療統制を行うイメージがあります。実際にそういう時期もあったと思いますし、諸問題で好感を持たれない団体だったような気もします。しかし、現在は、日本の歯科医療の向上、国民のための健全な歯科医療の存続を守るための大切な団体です。会員諸氏は、学校医、高齢者や障害者の方々のための歯科医療の確立、地域医療との連携、地域社会など多方面におよびその活動を行っています。最近は歯科医院の乱立化とともに歯科医師会の組織率も下がり、非会員が増え、これは大きな問題となっていますが、私は自院の患者さんのための努力をすることは当然として、歯科医業の存続、地域医療のために仲間と汗を流すボランティアも必要かと思います。  それにしても県広報部会の先生方は、仕事もできる優秀、かつ人間的にも興味深い(?)素晴らしい(?)楽しい(?)先生ばかりです。もっちろん、部会終了後の呑み会は、診療や趣味の話で大盛り上がりです。親しい友人も増え、また、夜の大宮の街も詳しくなり(笑)、なんだか楽しい歯科医師会活動です。


埼玉県歯科医師会 広報部会

ヤナセ歯科 暑気払い(2008/08/06)

ヤナセ歯科の暑気払いいつもエアコンがガンガン効いている診療室で仕事をしていますが、やはりこの時期、暑気払いを行うこととなりました。場所は、池袋・「黒田」 地鶏とホルモン料理、黒豚しゃぶしゃぶのお店です。 ぐるなびで見つけたのですが、1回目、玉置Dr,(昭和大学準教授)片岡Dr,(昭和大学非常勤講師)大塚Dr,(昭和大学大学院) 非常勤の栗山Dr,(昭和大学大学院)斎間Dr. 私で行った時も「うまい~」と絶叫しながら、焼酎をしこたまいただいてしまいました。みんなのお店の評価もgoodでした。2回目は、当院の顧問・非常勤麻酔医をお願いしている吉田和市教授(神奈川歯科大学付属病院長)と二人で。「うまい、簗瀬!イタリアンとかフレンチよりこれだな」と言いながら、焼酎片手に舌鼓でした。  当日は、非常勤医の高橋防衛医科大学校歯科口腔外科学講座講師も参加。高橋先生とはひょんなことで知り合い、昨年より、大学校長の正式な承認を得、ヤナセ歯科医院で月2回、口腔外科治療に従事してくださっている。私とは歯科医師年齢も同じで、北海道大学をご卒業されてから口腔外科学一筋。タイプ的には全く違うのですが、良くも悪くも本音を言って、本音で生きるというポリシーは一緒。仲がいい。尊敬できる歯科医師の一人です。歯科臨床において口腔癌、上顎洞炎、嚢胞等の診断・処置は遅れがちになりかねません。高橋先生のヤナセ歯科での非常勤勤務は、当院だけでなく、地域に貢献していると思う次第です。今、韓国に帰って第一線で活躍している日本歯科大学に留学していたジャン先生が、昔、当院に見学に来るたびに「先生のところは小さな大学病院だ」といってくれました。数年後、韓国で開業する時、江黒 徹Dr.と私を招待してくれました。韓国は、歯科医療への尊敬、経済的評価も高いです。その診療室は、まるで、ホテルのような空間を作っていてビックリ。数年、お会いしていないけれど、ますます、活躍しているかな?と思っています。 そうそう、スタッフの若い子たちの「黒田」の評価もgood でした。いつか、スタッフを博多に連れて行って、本物のもつ鍋、博多ラーメン、稚加栄のランチ(←夜は高そうなので)、屋台の牛スジのおでんを食べさせてあげたいですね。
池袋「黒田」 http://r.gnavi.co.jp/g454115/

ヤナセ歯科の暑気払い

CTスキャン説明会・研修会(2008/08/04)

CT装置の説明会本日は、7時ぴったりに診療終了。Dr.たち、DHも含めて、再度、CTスキャンの勉強会です。CTスキャンは日本国内では、国産品、輸入品が数々販売されていますが、このモリタのCTは、撮影能力と画像の鮮明さではNo.1だと思っています。現在、日本に150台ぐらいしかありません。埼玉県に同機種は5台ほどです。購入には埼玉県の中小企業融資制度を利用しましたが、こういうご時世。やはり、金利の安い公的融資制度には感謝です。  歯科におけるCT撮影の健康保険適応は、一般的に悪性腫瘍に限られています。耳鼻科と歯科口腔外科の両科の治療がかぶる「上顎洞炎」においても医科は、撮影OKですが、歯科は不可です。国民皆保険である日本の健康保険診療制度は素晴らしい制度ですが、医療の多様化や制度維持のために患者さん主体の治療や現場の状況が考慮されていない気がします。CTの効率的運用は正確な診断を行え、安全な歯科医療の道しるべになります。安全なインプラント治療だけでなく、健康保険診療で認められれば、親知らずの抜歯に起因する下顎神経麻痺も防ぐことができるでしょう。医科でも歯科でも、医療は現場の声が反映される医療政策が、国民にとって一番だと思っています。 私は「笑う」「食べる」「話す」「唄う」ことがヒトによって大切なことだと思っています。この期待に答えることが、我々、歯科医師の使命と信じて疑いません。

CT装置の説明会

(社)日本歯科先端技術研究所 芝の会(2008/07/26)

日本歯科先端技術研究所 芝の会今日は、(社)日本歯科先端技術研究所 芝の会(併催 関東甲信越地区勉強会)でした。 日本歯科先端技術研究所は、厚生労働省の認可公益法人であると同時に、文部科学省認可公益法人である日本最大の口腔インプラント関係の学術団体である(社)日本口腔インプラント学会の指定臨床研修施設の一つです。日本口腔インプラント学会指定カリキュラムに準じた115単位研修コースの開催を行っています。115単位研修コース修了され、日本口腔インプラント学会の専門医取得を目指す先生方のサポートを行う日本歯科先端技術研究所の一部門が「芝の会」(東京事務局が港区芝にあるのでこのネーミングです)です。現在、芝の会は第38回日本口腔インプラント学会学術大会時に行われるケースプレゼンテーション試験を受験される18名の先生方のお世話をしています。ケースプレゼンテーション試験は、抄録の査読から始まり、一症例に関し10分間のポスター発表を行い、その後20分におよび試験委員2名が質疑応答を行い、その合否を判定します。芝の会は現在、下御領専務理事、市川常任理事を中心に資格対策委員会委員の先生方が運営していますが、その努力には頭が下がります。抄録提出時の査読、発表内容、ポスター作成の指導と多岐に及びます。すべて、下御領先生、市川先生以下、私的な時間を削ってでもボランティアで行っています。 AM10:00~PM 5:00まで、30名以上の先生方で予演会を開きました。症例内容や発表の準備状況に対して、時には「厳しい意見」「お叱りの言葉」も出されていましたが(私が言っていたかも知れません…笑)、私は受験ですからその位厳しくて当然かな?と思います。若い頃から、「誉められて」ではなく、「叱られて」伸びた方なので・・・(笑)  8月23、24日は、合宿体制で予演会です。まあ、「体育会系・日先研」と言ったところでしょうか?  
お疲れ様会の後は、委員の笹尾道昭先生のお知り合いのクラシックの演奏家が中野で音楽バーのオープニングを行っているとのことで、皆で参加。笹尾先生は、勉強大好き、治療も大好き、音楽も大好き人間です。  な、なんと!お店は10坪ほどですが、その中に、グランドピアノ、ドラムセット、ステージ、それに厨房までぎっしりです。バイオリンの演奏、親子でのジャズの演奏、トランペット、大変素敵でした。膝を突き合わせながら、いい音楽を聴くのも、なかなかオツなものです。お店の名前ですが・・・酔っていたもので・・・笹尾先生に伺ってから・・・掲示します(笑)。

中野の音楽バー

0723恐るべし後期高齢者パワー!(2008/07/24)

私は、ゴルフもやらないので患者さんとプライベートのおつき合いをすることはほとんどありませんが、以前より知り合いの患者さんとは、たまに呑みにいくこともあります。 「たまにはやりましょう!」とお声をかけてくださったのは、患者さんの栗岩先生です。栗岩先生80歳はお嬢様が東京医科大学に勤務されており、その縁で知り合いになりました。栗岩先生は、四谷・お岩稲荷(四谷怪談の)の宮司であると同時に、千代田区教育長にも就かれた御経験のある教育者です。同じく患者さんの宮本先生84歳は栗岩先生の70年来の友人で教育者です。当日のメンツは、栗岩先生、宮本先生、原先生(東京医科大学講師)それに私です。場所は、お二人のホームグラウンドの大人の街、四谷・荒木町です。当然、会話もお酒もハイピッチです。現在も教職員へ指導を現役でされている栗岩先生のお話、自分の欲しい本があれば八王子の書店までパッとでかけられたり、新富町のお宮へは自転車で行かれるとのこと。宮本先生は、日本酒に造詣が深く、蔵を訪ねたり、原稿を書かれたりとその道では有名な方ですが、当然、大酒のみです(笑) 。先週は、男4人で栗岩先生の別荘で合宿をしたとのこと。食事などは・・・の質問に、お酒をたくさん持って行ってスーパーで食材を買って自炊して宴会を3日間ほどしてきたとのこと。まるで青春まっさかりのようなお二人です(今度、運転手兼雑用係で参加することになりましたが)。私は、この歳まで自分はこんなに元気でいられるのかなぁと不安になってしまいました。これ、ほんとです。当日のお店は、荒木町でも人気急上昇中のお店「鈴なり」でした。親方はなだ万で修業された方で、私のお腹はビックリ状態でした。リーズナブルで味良しです。当然ですが、二次会に行き、帰宅しました。栗岩先生、ごちそうさまでした! 後日談ですが、宮本先生が倒れて救急車で運ばれ、入院なさったとの連絡がはいり、まさかと・・・最後の楽しい酒だったのか・・・などと大変心配しました。と・こ・ろ・が、この酷暑の時期に神宮球場の高校野球の予選を見に行き、気合を入れて応援しすぎて(たぶん、ビールぐらい呑んでいたでしょう…笑)、熱中症になっただけで2日後にはヤナセ歯科に治療で登場していました。お二人を見ていると、気力・体力とも私を上回っている感じ。なにより、覇気があり、人生の大先輩って感じですね。

がんばれ!不二家!(2008/07/23)

不二家のショートケーキとお誕生日の坂本君

歯科衛生士の坂本君○○才のお誕生日でした。早速、スタッフに不二家のショートケーキを買いに行ってもらいました。私は、ケーキの中で、一番好きなケーキは?と聞かれたら、不二家のこのショートケーキが世の中で一番と思うのです。これには、千疋屋(フルーツサンドウィッチ美味しいですが・・・)も高野フルーツパーラーも僕の中では勝てません。 子供の頃、鹿児島で育った私は、この不二家のケーキが食べられるのは、母の里帰りのお供で東京に来たときだけ。鹿児島に不二家はなかったのです。もちろん、田舎でしたが、銀座コロンバンで修業をした方が、コロンバンというおいしいケーキ屋さんを天文館で開業されていましたが、不二家のようなショートケーキはなかったのです。イチゴが丸ごとはいって、パンケーキも上品すぎず、歯ごたえがあって、甘くて素朴な生クリーム、これが最高です。辛党の私もこれだけは目がありません。あの事件以来、不二家は低迷気味で、山崎パンの子会社化したとのこと。練馬駅も成増駅前も不二家は撤退しましたが、幸いにも朝霞台はがんばっています。がんばれ!不二家です!ペコちゃんももっとキャラクターで有名にならなきゃいけません。プリンの入っていたマグカップは宝物でした。我々の世代は、皆、子供の頃、不二家で贅沢とケーキを教わった世代かもしれません。 笑い話があります。栗山Dr. に「やっぱり、不二家のケーキは最高だな!」と言ったら、「食べたことがありません」とのこと???。何で?です?。答えは、「うちの近くに不二家がなかったもので・・・」。ちなみに、田園調布生まれ、田園調布育ちの栗山Dr. なら仕方ない。食べた後に「どうだ~?」って問いかけるとにっこり笑いながら「う、うまいです!」・・・・やっぱり、がんばれ!不二家!です。朝霞台も銀座もさびしくなってしまうぞ~!!!

モッズ・ヘア・プリヴィレージュ店 新装移転(2008/07/20)

モッズ・ヘア・プリヴィレージュ店の加藤君とオペ後、手術帽を外した後の私、最近、悲しいことに頭頂部の毛根が寂しくなっている私の姿をみて、どこで髪をきっているのかなとお思いの皆様に秘密を申し上げます。 実は、南青山の「モッズ・ヘア・プリヴィレージュ店」でカットをしています。 ???という皆様もいるかもしれませんが、理由は、店長の加藤くんが、以前、勤務医であった加藤Dr. の弟さんだからです。最近、港区のケーブルテレビにも出演しているらしいのです。昨年は、一緒にムラサキスポーツで道具を買い、サーフィンを始め、千葉にも行きましたが、本年、私は忙しくて挫折気味。加藤君もお子さんの受験が大変でお休みです。 本年7月20日、以前のお店のすぐ近くに新装移転しました。朝早く行ったら、加藤君の移転第一号のお客さんになってしまいました。がんばれ!加藤君!

モッズ・ヘア・プリヴィレージュ店 http://www.modshair.co.jp/
モッズ・ヘア・プリヴィレージュ店と加藤君

朝霞市第十小学校でブラッシング指導(2008/07/15)

朝霞市第十小学校でブラッシング指導 私は、朝霞市第十小学校の校医を歯科医師会の中島歯科クリニック中島先生と二名体制で委嘱されています。健診を行うだけでなく、う蝕予防の啓発を目的として、毎年三年生を対象にしたブラッシング教室です。本年も中島歯科クリニック、ヤナセ歯科医院のスタッフで行いました。子供たちも積極的で、歯垢の染めだし剤で口の中を真っ赤にしながら、一生懸命ブラッシングをしてくれました。最近の子供たちは、みんなお行儀もよく、きちんとしていて感心します。 それにしても、やはり学校の先生は偉いと思うことしきり。元気パワーに満ち溢れる子供たちのテンションに一日中合わせ、酷暑の中、エアコンのない教室、そして保護者の方々への対応、やはり大変、御苦労のある仕事です。今の私の体力(?)では一週間ぐらいでダウンしてしまいそうです。昨今、わけのわからない若者も増えていますが、やはり次世代を担う子供たちへの本音の教育は不可欠ですね。今の世の中、教育者への感謝と尊敬が薄れてきている気がするのは私だけでしょうか?



お誕生会(2008/07/14)

お誕生会の様子 本日、診療が終わったら、急に斎間Dr. が「今日、皆で呑み会なので一緒に!」とのこと。全く、そんなこと聞いていなので、まあ、お義理で誘ってくれたのかと思い、じゃあ、カンパだけして、皆で楽しくと言うと、それは困るとのこと。気を遣いながら(診療中と異なり、診療が終わるとスタッフの方が偉くなり、気を遣うのです・・・笑)、お店に行くと、びっくりです。呑み会はなんと、私の「お誕生会」でした。スタッフの気遣いでした。 おいしい食事、スタッフ手作りの寄せ書き、何よりびっくりしたのは、お手洗いに行ったら、鏡の全面に落書き(?)です。  スタッフの気持ちに心から感謝です。今日は感謝すると同時に、今年、私の指導がいたらなく退職してしまった新卒の歯科衛生士くんのことを思い出し、スタッフのありがたみを感じするとともに、スタッフを指導、雇用することの難しさを考えてしまいます。しかし、49才になりましたが、まだまだ、未熟者。ふと、振り返ったときに、人生の足跡が残るような生き方をしたいものです。


9月13日に市民フォーラム開催(2008/07/13)

日本口腔インプラント学会関東・甲信越支部執行部の先生方は、9月の学会の開催に向けて、昨年来、準備委員会を開催し、鋭意準備中です。本日も日曜日ですが、一般演題のプログラム編成のために会議です。私がインプラント診療を始めた21年前は、インプラント治療自体が社会的な認知を受けているとは言い難い時代でした。今では、一般的な歯科診療として受け入れられ、日本口腔インプラント学会の会員数も9000名を超え、学術大会には、3000名以上の歯科医療関係者が訪れます。それに伴い、学会での発表も一般演題だけでも300演題を超え、限られた2日間で実行しなければなりません。どうしても過密スケジュールになってしまいます。今日も準備委員会の先生方は、休日返上で頭をひねっているわけです。学会や歯科医師会というと非常に権威的な感じがしますが、その運営は、多くの先生方のボランティアで実践されているのが現状です。
講師:藤田 紘一郎そういえば、学術大会では、テレビや出版物で皆様も御存じの藤田鉱一郎先生をお招きして、市民フォーラムが開催されます。一般市民の皆様は無料ですので、是非、ご参加ください。
(社)第38回日本口腔インプラント学会学術大会 市民フォーラム
テーマ:「免疫力をつける生活」きれい社会の落とし穴 ~アトピーからがんまで~
講師:藤田 紘一郎(人間総合科学大学教授・東京医科歯科大学名誉教授)
座長:簗瀬 武史(日本歯科先端技術研究所)
日時:平成20年9月13日(日)17:00~18:00
会場:東京国際フォーラム 第4会場(ホールD5)
東京国際フォーラム http://www.shika-implant.org/

インプラントの学会に参加しました(2007/09/17:斉間 広憲)

15、16日と熊本で行われた第37回(社)日本口腔インプラント学会に参加しました。会場は熊本城近くの熊本市民会館、国際交流会館、産業文化会館の三つの会場で行われ全国から集まるインプラント学会の歯科医師たちの熱気で包まれていました。
会場に着くなりインプラント学会の先生方のポスター発表を見に行きました。ポスター発表とは大学病院での研究結果や、インプラント臨床における症例発表を行うものです。
その中でヤナセ歯科医院より「インプラント支持テレスコープブリッジにおけるエレクトロフォーミングの応用」というタイトルでポスター発表を行いました。患者さんは某大学病院の口腔外科でインプラントは難しいということで、長野より新幹線で来院されていました、新幹線で来院するということで治療内容も一度の来院で二時間以上とり、時には一日がかりで処置をする日もありました。非常に難症例で、院長や技工士さんの苦労や思考錯誤している様子を間近で見ていたため非常に感慨深いものでした。
また午後には院長が座長を務める口演に参加しました。ポスター発表とは違い演者が7分間の症例発表を行いそれに対する質疑応答を行うというもので、会場や座長からの鋭い質問があり演者の緊張感が伝わってきました。一日を通して非常に密度の濃い一日になりました。夜は熊本名物の馬肉料理をヤナセ歯科のスタッフの渡瀬先生、高橋先生と舌鼓を打ち、その後院長が常任理事を務める日本歯科先端技術研究所の先生たちとジャズバーにて楽しいひと時を過ごしました、最後は都内でも有名な桂花ラーメンの本店でラーメンを食べ熊本の夜は更けていきました。
今回インプラント学会に参加したことで色々な先生の話を聞くことができ、様々な刺激を受け日々の診療に生かしていきたいと思いました、このような機会を与えて下さった院長とCT導入のため休日返上で院内の清掃をしていたスタッフに感謝をしたいと思いました。

簗瀬武史 闘病記(2006/04)

3月末の入院に関しては、多くの患者さんにご迷惑をおかけしましたことを心よりお詫び申し上げます。結果としては、特に異常もなく、健康体(?)であることも分かり、お医者さんより無罪放免(?)されました。
3月末のある日、朝から腹痛を感じ、ガスターとロキソニンでごまかしていましたが、診療中も油汗がでる始末、スタッフの「病院に・・・」にも耳を貸さず、夜になればおさまると思っていたら、余計にひどい痛みになってしまいました。救急車で某病院に行ったところ、当直医に「急性胃腸炎」と診断され、痛み止めの注射をしてもらい、午前2時に帰宅しました。
ところが、翌日は、お腹がパンパンに張り、激しい痛みと嘔吐で病院にもいけない状態。旧知である朝霞厚生病院青木副院長に電話したところ、すぐ来るようにとの暖かい言葉をいただき、診断の結果は「腸閉塞」で腹水も溜まった状態でした。即日、外科の的場先生、放射線の山田技師長らで徹底的に検査、加療をしてくださいました。
幸いにも外科的処置も施さず、また他の病気が原因でもなく、突発性のものと分かり、一安心。朝霞厚生病院のスタッフの皆さんとは旧知の間柄とはいうものの、看護スタッフからも献身的な管理を受け、大変感謝する次第でした。
確かに過労気味でしたが、ここ10年、医療保険を使ったことがなく、健康には自信を持っていただけに多少なりともショックを受け、父が8年前に自宅で倒れ、わかったときには癌で余命3ヶ月と診断され、1ヶ月で亡くなった経緯もあり、「もしかして・・・」との不安も強く感じました。入院中、病と闘う患者さんたちと同じ立場に立って、普段見えないものが見え、普段聞こえないものが聞こえ、逆に病気の治療だけでなく、心の加療までされた気がします。今一度、「生きる」ことの意味を考えさせられました。退院に際しては、わがままを言って早めていただき、的場先生・野口先生をあきれさせてしまいましたが、私の性格を知る看護師さん達には「あー、簗瀬先生、始まった!」って感じで苦笑いされてしまいました。
4月に入り、体調も復調し、現在はバリバリ診療をさせていただいています。今回の入院に際し、私の加療にご尽力いただきました朝霞厚生病院青木副院長、的場先生以下スタッフの皆様には再度、この場を借りて御礼申し上げます。

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