口腔外科は、顎・口腔領域の難抜歯・外傷・炎症・嚢胞・腫瘍などの治療を手術を中心として行う科です。また、心疾患・糖尿病・脳血管障害などの全身的な病気があり、リスクが高い患者さんの歯科治療や手術も行います。
口腔外科の診療対象となる領域は、原則として口唇、頬粘膜、上下歯槽骨、硬口蓋、軟口蓋、舌の前方3分の2、口腔底、顎骨、顎関節、唾液腺などです。 病気や処置としては、親知らずの手術抜歯や難抜歯に加え、顎関節疾患(顎関節症、顎関節脱臼)、粘膜疾患、嚢胞、良性腫瘍、悪性腫瘍、炎症性疾患、外傷(歯の破折や顎骨骨折)、唾液腺疾患、精神的なものが関与する疾患などを扱っております。これらの疾患の詳細については、下記を参照してください。 診療範囲が多岐に渡るため、近年では、口腔外科と口腔内科に分類されることもあります。